Important Watches I
5 OCTOBER 2022 | 10:00 AM HKT | HONG KONG
TOP10ハイライト
今回は2022年10月5日に開催された"Important Watches I”の結果から、上位TOP10をランキング形式でご紹介したいと思います。一体どのモデルがランクインしたのでしょうか？是非、最後までお楽しみください。
＊HKD(香港ドル)＝18.77円換算 ＊10/5時点
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2022/important-watches-i-2?locale=en
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Patek Philippe
（Ref.5740）Nautilus
-1976年に発表された『ノーチラス』は高級スポーツウォッチの代表格であり、【パテックフィリップ】のアイコンとなっています。当初はステンレススチール製のみでしたが、『ノーチラス』への需要が拡大するにつれ、1980年代には無垢製やコンビネーションモデルを含む『ノーチラス』シリーズの生産が開始されました。2018年に発表されたモデル「Ref.5740」は、永久カレンダーを搭載し、『ノーチラス』コレクション初のグランドコンプリケーションとなりました。
-このホワイトゴールドのタイムピースには、超薄型の自動巻ムーブメントが搭載されており、【パテックフィリップ】の腕時計の中で最も薄い、永久カレンダーコンプリケーション搭載モデルとなっています。スカイブルーのサンバーストダイヤルには、水平エンボス加工が施され、洗練された技術とスポーツエレガンスが見事に融合し、あらゆるライフスタイルやシーンにマッチします。
Dial: blue
Calibre: cal. 240 automatic, 29 jewels
Movement number: 7'324'568
Case: 18k white gold, sapphire crystal display back
Case number: 6'366'102
Closure: 18k white gold Patek Philippe bracelet and double folding clasp
Size: 40 mm diameter, bracelet circumference approximately 200 mm
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, setting pin, instruction manual and presentation boxestimate 1,600,000 - 3,000,000 HKD
落札価格 2,016,000 HKD / ¥37,840,320
10 th10 th -
Patek Philippe
（Ref.5102）Celestial
-【パテックフィリップ】の技術力と職人技が見事に融合したセレスティアルは、【パテックフィリップ】の天文時計製造における長年の遺産を強調する、魅惑的で非常に複雑なタイムピースです。2002年に初めて製作された「Ref.5102」は、12種類の複雑機構を搭載した【パテックフィリップ】の最も複雑な腕時計の一つである『スカイ・ムーン・トゥールビヨン』「Ref.5002」の裏蓋を模して作られています。
-ゴールドの星がきらめくブルーダイヤルには、北半球の夜空が描かれ、ジュネーブから見える空の部分を楕円形の小窓で囲み、天球図、月相と位置、シリウスと月の子午線通過時刻など、さまざまな夜空が表示されます。
-2009年に発表されたこのプラチナとピンクゴールドのケースを採用したモデルは、ごく僅かなタイムピースのみ生産され、2012年に廃盤となりました。
Dial: blue sapphire
Calibre: cal. 240 LU CL automatic, 45 jewels
Movement number: 5'512'796
Case: platinum and 18k pink gold, screw down sapphire crystal display back
Case number: 4'521'820
Closure: navy blue Patek Philippe alligator strap and 18k pink gold Henri Stern buckle
Size: 43 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, product literature, instruction manual, leather portfolio and presentation boxestimate 1,600,000 - 2,400,000 HKD
落札価格 2,016,000 HKD / ¥37,840,320
10 th10 th -
Patek Philippe
（Ref.5971）Perpetual Calendar Chronograph
-「Ref.5970」のバリエーションのひとつである「Ref.5971」は、40mmのプラチナケースに36個のバゲットカットダイヤモンドがセットされ、名機と呼ばれるムーブメント「Cal.27-70Q」を搭載しています。このレマニアベースのムーブメントは【パテックフィリップ】のために作られたもので、光沢のあるブラックダイヤルに描かれたタキメータースケールとともに、複雑機構を駆動しています。完全自社製に切り替わる前のレマニアベース・ムーブメント搭載の最後のモデルです。
-クラシックで高い人気を誇るこのエレガントな傑作は、非常に人気が高く、時代を超えたコンプリケーションの組み合わせであるだけでなく、【パテックフィリップ】の時計製造技術と熟練した技術を見事に表現しています。
Dial: black
Calibre: cal. 27-70Q mechanical, 24 jewels
Movement number: 3'049'157
Case: platinum, screw down sapphire crystal display back
Case number: 4'448'469
Closure: black Patek Philippe alligator strap and platinum and diamond-set Henri Stern buckle
Size: 40 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, instruction manual and presentation boxestimate 1,200,000 - 2,000,000 HKD
落札価格 2,142,000 HKD / ¥40,205,340
9 th9 th -
Richard Mille
（Ref.RM67-02）“Wayde van Niekerk”
-「RM67-02」の発表により、【リシャールミル】は画期的なイノベーションを駆使して、快適性とダイナミックなラインを追求。こちらは超特殊な素材を組み合わせて作られ、驚異的な32gという重さを実現しています。ブランド最軽量の自動巻き腕時計として、世界のエリートスポーツマンとパートナーシップを組むスポーツウォッチに仕上がっています。
-今回の「RM 67-02」は、2016年のオリンピック400メートル走の無冠のチャンピオンであり、世界記録保持者でもある南アフリカのスプリンター、「ウェイド・バンニーキルク」のために作られたモデルです。ダマスク模様が際立つベゼルとケースバックは、イエローとグリーンのクォーツTPT製、バンドはグリーンのカーボンTPT製となっています。ハンドペイントされたブリッジとともに、南アフリカの国旗の色を表し、コレクションの他の作品とは一線を画す驚くべき美学を放っています。
-スケルトン仕様のムーブメントは、グレード5チタン製の地板とブリッジを備えた「Cal.CRMA7」の全容を見ることができ、見る者を魅了します。ブラックDLC処理は、【リシャールミル】の最高基準でテストされ、高い剛性と耐久性を実現。素晴らしいコンディションでオークションに出品されたこの時計は、ブランドの最も有名なシルエットと卓越した時計製造技術を感じることのできる1本です。
Dial: skeletonised
Calibre: cal. CRMA7 automatic, 25 jewels
Case: carbon fibre and quartz fibre, sapphire crystal display back secured by 4 screws
Closure: green Richard Mille fabric strap
Size: 47 mm length x 38 mm width
Signed: case, dial and movement
Accessories: Richard Mille Warranty, instruction manual, leather portfolio and presentation boxestimate 2,400,000 - 4,000,000 HKD
落札価格 2,268,000 HKD / ¥42,570,360
8 th8 th -
Patek Philippe
（Ref.5970）Perpetual Calendar Chronograph
-2004年から2011年まで、永久カレンダークロノグラフ「Ref.5970」が製造されましたが、その後生産中止となり、次期モデル「Ref.5270」が誕生しました。このモデルは、レマニア2310ベースのムーブメントを搭載した、【パテックフィリップ】が製造した最後の永久カレンダークロノグラフとなりました。「Ref.5970」は、その名声を獲得し、最高の永久カレンダー・クロノグラフの一つとなりました。絶対的な精巧さにおいて、ダブルシールドにより、コレクターズアイテムとしての価値はさらに高まっています。
Dial: black
Calibre: cal. 27-70 Q mechanical, 24 jewels
Movement number: 3'931'493
Case: platinum, screw down sapphire crystal display back
Case number: 4'485'203
Closure: black Patek Philippe alligator strap and platinum folding clasp
Size: 40 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, additional case back, setting pin, instruction manual and presentation boxestimate 1,600,000 - 2,400,000 HKD
落札価格 2,394,000 HKD / ¥44,935,380
7 th7 th -
Patek Philippe
（Ref.5339）Minute Repeating Tourbillon
-『トゥールビヨン』と『ミニッツリピーター』の見事なコンビネーションは、1993年に【パテックフィリップ】が「Ref.3939」で初めて製作したもので、【パテックフィリップ】の偉大なグランド・コンプリケーションの一つとされています。現在の「Ref.5339」は、この象徴的なリファレンスの後継モデルで、2010年からピンクゴールドのみで生産されています。生産期間は非常に短く、合計で数十本しか製造されませんでした。
-巧みに作られたホワイトエナメルダイヤルなど、先代モデルと同様の特徴を持ちながら、ピンクゴールドケースに【パテックフィリップ】の真髄であるクルー・ド・パリベゼルが見られます。この複雑なギョーシェ模様のホブネイルパターンは、よく『カラトラバ』に見られますが、1932年に初めて登場し、グランドコンプリケーションモデルではほとんど見ることができません。これらの繊細かつ明確なディテールと現代的なバトンインデックスが、このタイムピースを控えめなエレガンスと非常に魅力的なものにしています。
-「Cal.RTO27PS」を搭載し、トゥールビヨン脱進機によって完璧な計時を実現。また、ケースサイドのスライド機構によって作動するミニッツリピーターは、メロディックなチャイムを響かせます。クラシカルな美しさと高度な技術を併せ持つこの『グランド・コンプリケーション』は、間違いなく印象的でコレクターの心をくすぐるタイムピースです。
Dial: enamel
Calibre: cal. RTO 27 PS mechanical, 28 jewels
Movement number: 5'000'441
Case: 18k pink gold, snap on sapphire crystal display back
Case number: 4'529'752
Closure: brown Patek Philippe alligator strap and 18k pink gold folding clasp
Size: 36.5 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, additional case back, instruction manual and leather portfolioestimate 2,400,000 - 3,200,000 HKD
落札価格 2,772,000 HKD / ¥52,030,440
6 th6 th -
Patek Philippe
（Ref.5951 ）Perpetual Calendar Split Seconds Single Button Chronograph
-魅力的で大胆なデザインといえば、【パテックフィリップ】の中でも「Ref.5951」は間違いなく候補の一つでしょう。2010年のバーゼルワールドで発表され、すぐに多くのコレクターから称賛を得ました。古典的なアールデコのトノー型デザイン、永久カレンダークロノグラフ複雑機構を搭載しているため、先代「Ref.5020」と比較しても一線を画すモデルと言えるでしょう。
「Ref.5951」に搭載された「Cal.CHR27-525」は、コラムホイール制御のスプリットセコンド・クロノグラフは世界で最も薄いムーブメントとなっています。そして、洗練された永久カレンダーモジュールの追加によって、これまでに細工された最も薄い永久カレンダースプリットセコンドクロノグラフとなりました。また、従来の2つのプッシャーではなく、1つのボタンで操作するクロノグラフを搭載し、複雑性を高めています。
-2010年から5年間製造されたこちらのモデルは、純粋なクラスとスタイルを見事に表現しており、【パテックフィリップ】のリーダーシップを示す重要な作品です。
Dial: black
Calibre: cal. 27-525 mechanical, 27 jewels
Movement number: 5'251'299
Case: platinum, snap on sapphire crystal display back
Case number: 4'571'411
Closure: black Patek Phillippe alligator strap and platinum Henri Stern buckle
Size: 45 mm length x 37 mm width
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, additional case back and setting pinestimate 2,500,000 - 3,500,000 HKD
落札価格 2,772,000 HKD / ¥52,030,440
6 th6 th -
Richard Mille
（Ref.RM002）All Grey V2
-1999年のデビュー以来、【リシャールミル】は常に、想像を超える合金を用いた時計作りのパイオニアとして、社会に革命を起こしてきました。高級スポーツウォッチのカテゴリーを再定義するというビジョンのもと、工場から出荷される時計には長年の研究開発が盛り込まれ、そのデザインとケース構造には驚かされるものがあります。
-【リシャールミル】は、モータースポーツや航空宇宙産業から多大なインスピレーションを受け、最先端の技術を用いながらも、スイスの伝統的な時計製造の価値観に忠実であり、希少なタイムピースを作ることで知られています。F1レースカーにインスパイアされた『RM001』は、発売当時、高級スポーツウォッチにトゥールビヨンを搭載することは非常に珍しく、また、人間工学に基づいたアバンギャルドなトノーケースは腕に心地よくフィットし、衝撃的な話題を呼びました。チタン製の地板に、スポーツカーのギアボックスを思わせる時刻合わせと巻き上げのための機能選択機構を搭載した世界初のトゥールビヨンは、1年以内に『RM002』にバージョンアップされました。
30本限定で発売された現在の『RM002-V2』は、2度のヴァージョンアップを経て、2009年に発売された「オールグレー」シリーズに属するモデルです。ムーブメントの地板をカーボンナノファイバーにグレーPVDコーティングした複合素材に改良し、過酷な環境下でも機械的、物理的、化学的に安定した動作を可能にしました。このコレクションは、20年以上にわたるブランドの成功を決定づけた素晴らしい作品であり、今後何年もの間、クラシックな作品として君臨することでしょう。
Dial: semi-skeletonised
Calibre: cal. RM002 V2 mechanical, 30 jewels
Movement number: 163
Case: titanium, sapphire crystal display back secured by 4 screws
Case number: 349 and limited edition 02/30
Closure: black Richard Mille rubber strap and titanium double folding clasp
Size: 45 mm length x 38 mm width
Signed: case, dial and movement
Accessories: noneestimate 2,400,000 - 3,200,000 HKD
落札価格 3,024,000 HKD / ¥56,760,480
5 th5 th -
Patek Philippe
（Ref.5539）Minute Repeating Tourbillon
-【パテックフィリップ】『グランドコンプリケーション』は、『スプリットセコンド・クロノグラフ』から『ミニッツリピーター』や『トゥールビヨン』などの有名なコンプリケーションまで、驚くほど奥が深いものです。多くの愛好家にとって、【パテックフィリップ】のグランドコンプリケーションを手に入れることは夢のようなことでしょう。一つの時計に2つのグランドコンプリケーションを搭載することは、非常に困難な作業ですが、今回も【パテックフィリップ】はその卓越した技術を披露してくれました。
-『トゥールビヨン』と『ミニッツリピーター』という、時計史上最も重要な2つの複雑機構の組み合わせたストーリーは、1993年に「Ref.3939」から始まり、当時スイスのメゾンがこのような素晴らしくも複雑なタイムピースを発表したことは、時計業界にとって衝撃的なことでした。その後、現在に至るまで最も人気のあるシリーズの一つとなっています。
-2013年に発表された現在の「Ref.5539」は、先代を彷彿とさせる意匠を持ちながら、現代的にアップグレードされています。「Ref.3939」と同じムーブメント「RTO 27 PS」を搭載し、20世紀半ばの時計デザインへのオマージュとして、大きくなったオフィサースタイルのケースに収まっています。また、エレガントなブレゲ数字とブラックエナメルの文字盤は、精密なクラフツマンシップの典型と言えるでしょう。
Dial: black enamel
Calibre: cal. RTO 27 PS mechanical, 28 jewels
Movement number: 5'001'710
Case: 18k white gold, snap on sapphire crystal display back
Case number: 4'691'339
Closure: black Patek Phillippe alligator strap and 18k white gold folding clasp
Size: 37 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, Rate Accuracy Certificate for Tourbillon Watches, additional case back and presentation boxestimate 2,400,000 - 3,200,000 HKD
落札価格 3,024,000 HKD / ¥56,760,480
5 th5 th -
F. P. Journe
Tourbillon Souverain Ruthenium
-【F.P.ジュルヌ】は、時計学の知識、天賦の才能、創造性、そして現代技術を融合させ、個性的でユニークなマスターピースを作り上げました。1999年に発表された最初の20本の『F.P.ジュルヌ トゥールビヨン・スヴラン』は、信頼できる顧客には50％割引で購入できる「Souscription（スースクリプション）」モデルで、これにより彼は今回の作品のように将来のマスターピースのための資金調達が可能になりました。『トゥールビヨン・ルモントワール・デガリテ』は、【F.P.ジュルヌ】を代表する複雑機構の一つで、トゥールビヨンに常に同じ量のエネルギーを与えることで精度を高めるルモントワール機構を搭載した史上初のトゥールビヨン時計です。
-【F.P.ジュルヌ】のトゥールビヨンウォッチの希少性は、5つのモデルで構成され、それぞれ99本の限定生産だった特別なルテニウムコレクションを抜きにしては語れないでしょう。他の第一世代『トゥールビヨン・ルモントワール・デガリテ』との違いは、40mmのケース径と文字盤とムーブメントのルテニウム仕上げにあります。これらは真鍮ムーブメント時代の終焉を象徴するものでしたが、この時計は歴史的な転換期を象徴するものであり、世界中のコレクターや愛好家の間で高い人気を誇っています。
Dial: ruthenium
Calibre: cal. 1498 mechanical, 25 jewels
Case: platinum, sapphire crystal display back secured by 6 screws
Case number: 28/99-01T
Closure: turquoise F. P. Journe alligator strap and platinum buckle
Size: 40 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: F. P. Journe Ceritificat, loupe, additional 18k white gold folding clasp, instruction manual, watch tool and presentation box
estimate 2,800,000 - 4,000,000 HKD
落札価格 3,528,000 HKD / ¥66,220,560
4 th4 th -
Patek Philippe
（Ref.3970 ）Perpetual Calendar Chronograph
-「Ref.3970」は、ヴィンテージとモダンさを兼ね備え、それゆえ【パテックフィリップ】愛好家の間で人気を博してきました。36mmのケースは、「Ref.1518」の35mmと「Ref.2499」の37.5mmの間に完璧に収まっているだけでなく、スターンはこのコンプリケーションに最適なサイズだと言われています。この時計は、手首にしっくりとなじみ、かつ長いラグによって圧倒的な存在感を放ちます。段差のあるラグは、デザインの美しさのポイントとして挙げられ、コンケーブベゼルの深みと完璧に調和しています。トリプルレジスターディスプレイは、「Ref.2499」から引き継がれたクラシカルな選択であり、クリーンでスマートなダイヤルデザインはまさに完璧なものです。このリファレンスは2004年に製造中止となり、19年間の生産期間を経て「Ref.5970」に置き換わりました。
-2015年に開催された「ウォッチ・アート・グランド・エキシビション・ロンドン」では、創業175周年を記念して、いくつかの歴史的なリファレンスが復活し、ユニークなスタイルで発表されました。ロンドン・エディションと呼ばれるこちらは、エレガントなピンクゴールドのケースを持つ「Ref.3970」のために製作された5本のうちの1本です。【パテックフィリップ】は、ブラックの文字盤にタキメータースケールを追加することで伝統的な美学から離れ、一方で12時位置にブレゲ数字を1つ選び、残りのマーカーはバトンインデックスの代わりにアプライドドットになっています。この組み合わせは、通常の製品では見られないものであり、新鮮なものでした。まさに時計界のユニコーン、付属品が全て揃った未使用状態でなかなか手に入らない希少な「Ref.3970」の一つです。
Dial: black
Calibre: cal. 27-70 Q mechanical, 24 jewels
Movement number: 3'932'317
Case: 18k pink gold, screw down sapphire crystal display back
Case number: 4'253'606
Closure: brown Patek Philippe alligator strap and 18k pink gold folding clasp
Size: 36 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: Patek Philippe Certificate of Origin, additional case back, setting pin, instruction manual, portfolio photographs and presentation boxestimate 2,000,000 - 3,000,000 HKD
落札価格 5,166,000 HKD / ¥96,965,820
3 rd3 rd -
Philippe Dufour
（Number 167）Simplicity
-2000年に発表された『シンプリシティ』は、伝説の時計師「フィリップ・デュフォー」が日本の熱狂的なファンのために製作を決めたモデルとも言われています。一見すると時間を表示するだけのミニマルな時計ですが、「シンプリシティ」は最高品質の製品であることを誇りとしています。伝統的なジュウ渓谷のムーブメントからインスピレーションを得たデュフォーは、伝統的な技術を駆使し、ムーブメントに見られる一目でわかるコート・ド・ジュネーブのような繊細なディテールを排除することなく、各部品を手作業で完璧に仕上げています。
-この時計は、ヴィンテージ感のある34mmのホワイトゴールド製ケースと、魅惑的なギョーシェ模様が施されたシルバーのサンバースト仕上げのダイヤルが特徴です。年間約12本の生産で、各時計の優れた品質を確保することに重点を置いています。現在までに250本が製造され、今回のロットは167本目にあたります。時計史に残るこの驚異的な時計は、時計愛好家やコレクターにとって成功の頂点を示すものでしょう。
Dial: silvered
Calibre: cal. 11 mechanical, 21 jewels
Movement number: 167
Case: 18k white gold, snap on sapphire crystal display back
Closure: black Philippe Dufour alligator strap and 18k white gold buckle
Size: 34 mm diameter
Signed: case, dial and movement
Accessories: Philippe Dufour Certificate of Origin and presentation boxestimate 3,500,000 - 5,000,000 HKD
落札価格 7,308,000 HKD / ¥137,171,160
2 nd2 nd -
Patek Philippe
（Ref.5002）Sky Moon Tourbillon "988"
-【パテックフィリップ】は、最初の腕時計が誕生して以来、クラフツマンシップを示す最高の腕時計を製作することをビジョンとし、創造的かつ実用的な複雑機構をムーブメントに組み込んできました。そんな複雑機構の最高峰として広く認められている『スカイムーン トゥールビヨン』「Ref.5002」は、メゾンが生み出した前例のない芸術作品であり、21世紀に製造された腕時計の中でも群を抜いて素晴らしいモデルの一つです。ポケットウォッチ「スターキャリバー2000」にインスパイアされ、わずか6ヶ月後の2001年に発表されたこのモデルは、【パテック フィリップ】初のダブルフェイスで、12の見事なコンプリケーションを備えています。
-発売当時、世界で最も複雑な腕時計であったスカイムーンの開発における最大の課題は、694個の部品から成るムーブメントを腕時計の小さなケースにおさめることです。【パテックフィリップ】が完璧に実現した43.5mmのケースには、トゥールビヨンとカテドラルゴングを備えたミニッツリピーター、そしてフロントダイヤルにひときわ目立つレトログラード日付表示のパーペチュアルカレンダーが搭載されています。【パテックフィリップ】の流儀として、トゥールビヨンはムーブメントの中に隠されています。これはブランドの美の哲学に沿うもので、トゥールビヨンが文字盤の美しさを邪魔することを避けるためと考えられています。さらに、ミニッツリピーターは通常のリピーターではなく、ムーブメントを2周するカテドラル（聖堂）ゴングを採用。正確な時刻を深みのある音色で鳴らすという、コレクターの心をつかむセンセーショナルな仕掛けが施されています。一方、永久カレンダーは正確に作動し、一定の巻上げ力があれば、数百年先まで正しい日付を計算する能力を備えています。基本的に、この時計は各月が何日であるか、たとえ閏年の2月の中であっても知ることができるのです。永久カレンダーは、弧を描くディスプレイ上のレトログラード日付と連動し、1日に1つずつ移動し、月末になると自動的に先頭に向かって飛びます。他の高度な複雑機構と同様、レトログラードデイトの機構も非常に繊細で、特許を取得したラチェットホイール機構により、最高度の針位置精度を実現しています。
-文字盤の裏側に目を向けると、目の前に壮大な北極の青空図が飛び込んできます。角度の進行や月の満ち欠けを表示するだけでなく、地球の自転に基づく恒星時も鮮明に表示されます。サファイアケースバックの下には、北半球の天蓋が時間の経過とともに反時計回りに回転し、天体の動きを表現しています。この天文的なハイライトは、時計にロマンを与え、計時の起源と真髄へのオマージュを表しています。このムーブメントの精度の高さは、完成までに数ヶ月を要するほどで、この時代の他の【パテックフィリップ】のトゥールビヨン同様、ジュネーブ・シールが与えられています。
-こちらは極めて希少なため、年間2本しか生産されず、【パテックフィリップ】の最も重要な顧客のためだけに製造されているモデルです。またコレクターは、この豪華なタイムピースの待機リストに入るためにインタビューに合格する必要があります。そんな、非常に人気の高い『スカイムーン トゥールビヨン』「Ref.5002」は、超複雑時計の道を切り開き、今後も神話的なタイムピースであり続けることでしょう。
-オパーリンホワイトの文字盤にはギョーシェ模様が施され、レトログラードデイトの赤いアクセントが文字盤に非常に洗練された印象を与えます。また、ケースは最も高貴な金属であるプラチナで作られており、非常に興味深いエングレーヴィングが施されています。この模様はケースバンドだけでなく、リピーター用スライドピース、そしてラグの間にも施され、カラトラバの十字架が半分ずつ刻まれています。4時位置のリューズは通常の時計と同様に時刻合わせと巻き上げに使用しますが、2時位置のリューズはケースバックの文字盤に使用する特別な用途があります。一方向からの天球図と恒星時、そして反対方向に回しながら月表示の位置を修正することができるのです。
-「Ref.5002」の驚異的な意匠は、2013年に発表された「Ref.6002」に受け継がれ、これからも何世代にもわたって受け継がれていくことでしょう。
Dial: opaline white front dial, reverse with celestial map
Calibre: cal. RTO 27 QR SID LU CL mechanical, 55 jewels
Movement number: 5'000'988
Case: platinum
Case number: 4'561'081
Closure: black Patek Philippe alligator strap and platinum Henri Stern buckle
Size: 43.5 mm diameter
Signed: case, dial and movementestimate 10,000,000 - 20,000,000 HKD
落札価格 12,475,000 HKD / ¥234,155,750
1 st1 st
