PINK ON PINK SPLIT SECONDS CHRONOGRAPH

-1938年に発表された「Ref.1436」は、【パテック・フィリップ】がシリーズで製造した初のスプリットセコンド（ラトラパント）クロノグラフ。

-ピンクゴールド製ケースに収められた「Ref.1436」のうち、サーモン（ピンク）ダイヤルは、公に知られている個体はわずか九本。

-サーモン（ピンク）ダイヤルには、エングレービングが施されたエナメルのアウタースケール、スモールセコンド、そして1948年以前の【パテック・フィリップ】の「ロング」サインが特徴となっている。

-33mm径のケースは熟練したケース職人エミール・ヴィシェの手によるもので、裏蓋の内側には数字の”9”をあしらったマークが刻まれている。

-ヴィンテージ・パテック・フィリップのコレクターにとって、垂涎の一本。

PATEK PHILIPPE. AN OUTSTANDING AND EXCEEDINGLY RARE 18K PINK GOLD SPLIT SECONDS CHRONOGRAPH WRISTWATCH WITH PINK DIAL
SIGNED PATEK PHILIPPE & CO., GENEVE, REF. 1436, MOVEMENT NO. 862'536, CASE NO. 624'970, MANUFACTURED IN 1940
Movement: Manual
Dial: Pink
Case: 33 mm. diam.
With: 18k pink gold Patek Philippe buckle, Extract from the Archives confirming production of the present watch with rose dial, raised gold hour markers and tachymeter scale in 1940 and its subsequent sale on 13 April 1942, Passport from Eric Tortella

TOURBILLON SOUVERAIN REMONTOIR D'EGALITE AVEC SECONDE MORTE

-1999年に発表された『トゥールビヨン・スヴラン』は、【F.P.ジュルヌ】の最も有名なコレクションであり、現在でも最も精度の高い腕時計のひとつ。

-ルモントワール・デガリテ（remontoir d’egalité）を搭載した史上初のトゥールビヨンであり、腕時計にルモントワール装置が採用された初めてのモデルでもある。ルモントワール・デガリテとは、巻き上げの間中、一定の力を発揮、主ゼンマイが巻き戻す際に脱進機に与える力の変動が均等になる機構のことで、【F.P.ジュルヌ】ならではの独創的なタイムピースと言える。

-『トゥールビヨン・スヴラン』は、2004年にジュネーブ時計グランプリでエギーユドール賞を受賞。また、2004年に日本で開催された「ウォッチ・オブ・ザ・イヤー」のグランプリでウォッチ・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。

-本ロットは、プラチナ製ケースに、特別にカットされた93個のフローレス・バゲットカット・ダイヤモンド（総重量21カラット）、プラチナ製デプロワイヤント・クラスプにも18個のフローレス・バゲットカット・ダイヤモンド（総重量0.866カラット）、さらに文字盤には201個のブリリアントカット・ダイヤモンドがセッティングされている。貴重な宝石をセッティングした『トゥールビヨン・スヴラン』は、二つのダイヤモンドバージョン、エメラルドバージョン、そしてルビーバージョンを含めて、ほんのわずかしか製造されていないと考えられている。

-【F.P.ジュルヌ】の作品には、宝石がセッティングされたものはほとんどなく、極めて希少なタイムピースとなっている。

F.P. JOURNE. A MAGNIFICENT AND INCREDIBLY RARE PLATINUM AND DIAMOND-SET TOURBILLON WRISTWATCH WITH POWER RESERVE AND REMONTOIR D’EGALITE WITH DEAD BEAT SECONDS
SIGNED F.P. JOURNE, TOURBILLON SOUVERAIN REMONTOIR D'EGALITE AVEC SECONDE MORTE MODEL, REF. TJ, NO. 015-TJ, CIRCA 2010
Movement: Manual
Dial: Pavé diamond-set
Case: 40 mm. diam.
With: Platinum and Baguette-cut diamond-set F.P. Journe deployant clasp, undated Certificate, magnifying glass, product literature, presentation box and outer packaging
Remark: Only 2 examples known

-【パテック・フィリップ】における最初のワールドタイムの一本であり、重要性と希少性を誇る「Ref.96J HU」。

-本ロットは、かつてジャン・クロード・ビバーのプライベートコレクションであった現存する二つのうちの一本で、もうひとつはジュネーブのパテック・フィリップ・ミュージアムに所蔵されている。

-「Ref.96J HU」は1931年に発明されたルイ・コティエのワールドタイムシステムを搭載した最も初期の腕時計の一つ。コティエの直接指導の下で製作されたこの2つの「Ref.96J HU」は、プロトタイプまたはテストピースとして知られている。ケースはクラシックな「Ref.96」の「カラトラバ」スタイル、ムーブメントは元々はブラジルのゴンドーロ＆ラブリオーのために作られた【ジャガー・ルクルト】ベースのもので、『ゴンドーロ』のゴールドの輪列と「口ひげ」レバーが特徴となっている。

-都市ディスクには、フランス語で29の都市名がエングレーヴィング・エナメルで刻まれている。また、時分表示以外の唯一の可動部分である24時間リングに昼夜の区別がないことで、完全に開発されたワールドタイムムーブメント「Ref.12-120 HU」と異なり、都市ディスクはユーザーが調整することはできず、時計師が希望するホーム・シティの位置に設定していた。

-本ロットは、1939年に「Ref.1415」として発表された「Cal.12-120 HU」のプロトタイプとして、ルイ・コティエが採用した唯一の二つの”12”型ムーブメントで、パテック・フィリップの歴史の魅力的で驚くべき作品は、間違いなく今日のコレクターにとって最高のタイムピースと言える。

-初期のパテック・フィリップ・ワールドタイム腕時計の年表

「Ref.96J HU」 - イエローゴールド製「カラトラバ」ケースの12''ムーブメント。1937年に完成した2つの例が知られている。1本はパテック・フィリップ・ミュージアムに所蔵され、もう1本が今回のモデルである。
「Ref.515HU」-長方形のピンクゴールドケース、10''HUムーブメント。
「Ref.542HU」-イエローゴールドまたはピンクゴールドケースのラウンド型10'''HUムーブメント。
「Ref.1416 HU」 - 1939年に製造されたイエローゴールド製ラウンドケース、12'''HUムーブメント。
「Ref.1415HU」-イエローゴールドまたはピンクゴールド製の12''HUケースのラウンド型ムーブメントで、1939年から1954年にかけて115本製造されました。
「Ref.2523HU」および「2523-1 HU」- 1953年から1973年に製造された、イエローピンクまたはホワイトゴールド製ラウンドケース、12-400キャリバー、2冠モデル。

PATEK PHILIPPE. A HISTORICALLY IMPORTANT AND EXCEEDINGLY EARLY 18K GOLD WORLD TIME WRISTWATCH, ONE OF ONLY TWO KNOWN WORLD TIME REFERENCE 96
SIGNED PATEK PHILIPPE & CIE, GENEVE, REF. 96J HU, MOVEMENT NO. 176’230, CASE NO. 294’861, COMPLETED IN 1937
Movement: Manual
Dial: Silvered with the names of 29 cities in French
Case: 30.3 mm. diam.
With: 18k gold Patek Philippe buckle, Extract from the Archives confirming the 12’’’ movement with gold wheels made in 1913, completed and encased in 1937 and its subsequent sale on 24 September 1937, Passport from Eric Tortella
Remark: One of two known examples of world-time ref. 96

RETAILED BY TIFFANY & CO., NAUTILUS

-『ノーチラス』誕生40周年を記念して2016年に発表された、ルビーがセットされた「Ref.5723/112R-001」。

-さらに本ロットは、ブラウンの文字盤に、オリジナルのギャランティーで確認できるティファニーのレターが記されている。

-ベゼルにバケット・ルビー、インデックスにバケット・ルビー、12時位置にはダブルマーカーがセッティングされた、数本しか製造されていないローズゴールド製『ノーチラス』となっている。

-カタログに掲載されることなく、【パテック・フィリップ】のトップクライアントにのみ案内されたモデルで、製造期間はわずか二年あまり、2018年にディスコンとなっている。

PATEK PHILIPPE. AN EXCEEDINGLY RARE AND STRIKINGLY ATTRACTIVE 18K PINK GOLD AND RUBY-SET AUTOMATIC WRISTWATCH WITH SWEEP CENTRE SECONDS, DATE AND BRACELET
SIGNED PATEK PHILIPPE, GENEVE, RETAILED BY TIFFANY & CO., NAUTILUS MODEL, REF 5723⁄112R-001, MOVEMENT NO. 7’157’815, CASE NO. 6’226’031, CIRCA 2018
Movement: Automatic
Dial: Chocolate brown with baguette ruby hour markers
Case: 40 mm. wide
With: 18k pink gold Patek Philippe bracelet and double deployant clasp, overall length approximately 185 mm., Certificate of Origin dated 2018 and stamped Tiffany & Co., product literature, leather folder, presentation box, outer packaging and Tiffany & Co. outer packaging

PERPETUAL CALENDAR SPLIT SECONDS CHRONOGRAPH 'OVITZ' DIAL

-1990年代中頃から2012年まで製造された『パーペチュアルカレンダー スプリットセコンド クロノグラフ』「Ref.5004」は、【パテックフィリップ】が初めて量産したスプリットセコンドを搭載した『パーペチュアルカレンダー』。レマニア社製のムーブメントをベースに製作された「Cal.CH 27-70 Q」を搭載している。

-『パーペチュアルカレンダースプリットセコンド』を製作するためには、非常に複雑な工程と時間が掛かるだけでなく熟練した職人が必要で、その複雑さと高コストが相まって、年間12本しか製造されず、16年という製造期間を経て、2012年に「Ref.5204」にモデルチェンジされた。

-ブラックダイヤル、夜光インデックス、夜光針、ホワイトのタキメータースケールを備えた、著名なアメリカ人コレクター、マイケル・スティーブン・オヴィッツ氏のためにオーダーメイドで製作されたユニークピースで、文字盤の6時位置には彼のイニシャルである「M.S.O」のモノグラムが刻まれている。

-マイケル・スティーブン・オヴィッツ
1980年代から1990年代初頭にかけてハリウッドで最も権力を持った人物として広く知られ、1995年から1997年までウォルト・ディズニーの社長を務めた。卓越したコレクターであったオヴィッツ氏は、【パテック・フィリップ】が彼のイニシャルを文字盤に入れた特別なリクエストウォッチを製作した数少ない人物の一人である。35年来のコレクターであるオヴィッツ氏は、様々な金属を使用し、唯一無二の文字盤を持つ数種類のリファレンスをリクエストした。彼はパテック・フィリップの工房を賞賛し、"彼らは素晴らしく、私が望むものすべてに対応してくれました "と語っている。

PATEK PHILIPPE. AN IMPORTANT AND POSSIBLY UNIQUE 18K GOLD SPLIT SECONDS CHRONOGRAPH PERPETUAL CALENDAR WRISTWATCH WITH MOON PHASES, 24 HOUR, LEAP YEAR INDICATION AND BLACK MONOGRAM DIAL WITH LUMINOUS HOUR MARKERS AND TACHYMETER SCALE
SIGNED PATEK PHILIPPE, GENEVE, REF. 5004J-017, MOVEMENT NO. 3'275'302, CASE NO. 4'453'757, CIRCA 2011
Movement: Manual
Dial: Black, initials of Michael Steven Ovitz 'M.S.O.'
Case: 36 mm. diam.
With: 18k gold Patek Philippe deployant clasp, Certificate of Origin dated 2011, additional 18k gold solid case back, setting pin, product literature, leather portfolio, presentation box and outer packaging
Remark: Possibly unique - Bespoke commission

NAUTILUS MADE FOR THE SULTANATE OF OMAN

-1978年にオマーンのスルタン、カブース・ビン・サイード・アル・サイード陛下のために製作されたイエローゴールド製初代『ノーチラス』「Ref.3700」。

-”カンジャー（Khanjar）”文字盤を備えたヴィンテージゴールド製『ノーチラス』は極めて希少で、世界中で本ロットを含めて四本しか知られていない。

PATEK PHILIPPE. A REMARKABLE AND HIGHLY IMPORTANT 18K GOLD AUTOMATIC WRISTWATCH WITH DATE AND EARLY-TYPE BRACELET BY GAY FRÈRES, MADE FOR THE SULTANATE OF OMAN
SIGNED PATEK PHILIPPE, GENEVE, NAUTILUS MODEL, REF. 3700⁄1, MOVEMENT NO. 1'305'064, CASE NO. 537'350, CIRCA 1978
Movement: Automatic
Dial: Black, Khanjar emblem in gold
Case: 42 mm. diam.
With: 18k gold Patek Philippe bracelet by Gay Frères and deployant clasp, overall length approximately 190 mm.
Remark: Only 4 pieces known, fresh to market

ANNIVERSARY MODEL

-「この腕時計は、40年以上にわたる時計製造の集大成であり、私の作品群のいくつかの作品からインスピレーションを得ています。ケースには、カレンダーとパワーリザーブの複雑機構を備えた、まったく新しいオリジナルのキャリバーが収められており、分、時、秒の表示とともに、高級時計が備えるべきすべての機能を備えています」-ジョージ・ダニエルズ

-ジョージ・ダニエルズ・アニバーサリー・シリーズの最初のモデルである「Ref.No.00」は、プラチナで製作された四本のうちの一本。ダニエルズ・アニバーサリー・ウォッチ、正確には「コーアクシャル・アニバーサリー・ウォッチ」は、ジョージ・ダニエルズが同軸脱進機（コーアクシャル機構）を発明してから35周年を記念して製作された。

-この時計のアイデアは、2010年にジョージ・ダニエルズからロジャー・W・スミスに提案され、プロジェクトに共同で取り組むことが合意された。アニバーサリー・ウォッチでは、ジョージ・ダニエルズが時計製造哲学の原点に立ち返り、このシリーズをマン島ですべて手作業で製造することを目指した。ジョージ・ダニエルズとロジャー・W・スミスによってデザインされたアニバーサリー・ウォッチは、ダニエルズのトレードマークである妥協のない基準に基づき、ロジャー・W・スミスが手作業で製作している。

-アニバーサリー・ウォッチの手巻きムーブメントは、ジョージ・ダニエルズによって設計された全く新しい英国製キャリバーであり、ロジャー・スミスが考案した同軸脱進機（コーアクシャル機構）を搭載。

-ジョージ・ダニエルズ・アニバーサリー・ウォッチは、イエローゴールド製が35本、ホワイトゴールド製が4本、ピンクゴールド製が4本、プラチナ製が4本、合計47本が製造された。

GEORGE DANIELS. A SENSATIONAL, ASTOUNDINGLY RARE AND HISTORICALLY IMPORTANT LIMITED EDITION PLATINUM WRISTWATCH WITH CO-AXIAL ESCAPEMENT, DATE AND POWER RESERVE INDICATION
SIGNED DANIELS, CO-AXIAL ESCAPEMENT, ANNIVERSARY MODEL, NO. 00, THE CASE WITH LONDON HALLMARKS FOR 2017
Movement: Manual, co-axial escapement
Dial: Hand-finished silvered engine turned
Case: 40 mm. diam.
With: George Daniels platinum deployant clasp with London hallmarks for 2016, guarantee, product literature, signed George Daniels letter to the first owner dated 8 November 2010, cloth and presentation box
Remark: The first watch of the Daniels Anniversary series, no. 00

'STELLINE'

-初代『デイトジャスト』の発表から5年後、1950年のバーゼルワールドで発表された「Ref.6062」は、ノンオイスターの姉妹モデル通称”パデローネ”「Ref.8171」と並んで、ムーンフェイズ付きの自動巻きトリプルカレンダーを備えた【ロレックス】初のユニークなモデルのひとつ。

-1950年に製造が開始され、1953年に生産が終了したため、350本ほどしか製造されなかったと言われている希少性モデルで、ステンレススティール、イエローゴールド、ピンクゴールドケースに、さまざまな文字盤のバリエーションがラインアップされていた。

-ゴールドのディスクにブルーのシャンルベ・エナメルをあしらった魅力的なムーンフェイズを備えている。

-この珍しい文字盤は、イタリア語で「小さな星」を意味する「Stelline」と呼ばれている。

-本ロットは、世界的に有名な時計コレクターであるコンチネンタル航空の元CEO、ゴードン・ベスーン氏（1994年～2004年）が所有していた。

ROLEX. AN EXCEEDINGLY RARE AND OUTSTANDINGLY WELL PRESERVED 18K PINK GOLD AUTOMATIC TRIPLE CALENDAR WRISTWATCH WITH MOON PHASES AND STAR HOUR MARKERS
SIGNED ROLEX, OYSTER PERPETUAL, 'STELLINE' MODEL, REF. 6062, CASE NO. 788’629, CIRCA 1952
Movement: Automatic
Dial: Silvered grené ‘stelline’
Case: 35 mm. diam.
With: Pink gilt Rolex buckle

GMT-MASTER

-この世界的に有名な【ロレックス】『GMTマスター』は、20世紀を代表する名優であり、アカデミー賞受賞者でもあるマーロン・ブランドが、フランシス・フォード・コッポラ監督の代表作である1979年の映画「アポカリプス・ナウ」の撮影中に、ウォルター・E・カーツ大佐役で着用していた。

-マーロン・ブランドの娘であるペトラ・ブランド・フィッシャーが2019年にオークションで落札し、現在のオーナーが手に入れるまで、失われていたと考えられていたこの驚くべき映画で着用された『GMTマスター』は、最も重要な歴史的【ロレックス】の腕時計の一つである。

-マーロン・ブランドはこの『GMTマスター』を彼独自のものにカスタマイズしており、ベゼルは映画『アポカリプス・ナウ』の撮影のために、マーロン・ブランドの要望で取り外された。

-ペトラ・ブランド・フィッシャーは、ベゼルが外された経緯を次のように語っている。
「彼はフィリピンで行われた『アポカリプス・ナウ』の撮影現場にこの腕時計を着けて行ったが、撮影中は目立つから外すように言われた。マーロン・ブランドは、"彼らが私の時計を見ているなら、私は俳優としての仕事をしていない "と主張したという。映画製作者たちは彼に腕時計を着けさせたが、彼はベゼルを外した」と語っている。

ROLEX. A FAMED AND HISTORICALLY IMPORTANT STAINLESS STEEL AUTOMATIC DUAL-TIME WRISTWATCH WITH DATE, THE CASEBACK HAND-ENGRAVED ‘M. BRANDO’ BY MARLON BRANDO HIMSELF
SIGNED ROLEX, GMT-MASTER MODEL, REF.1675, CASE NO. 3’245’836, CIRCA 1972
Movement: Automatic
Dial: Black
Case: 39 mm. diam., back hand engraved by Marlon Brando ‘M. Brando’
With: Two signed provenance letters from Petra Brando Fischer and Caroline Barrett and two additional custom 'M B' straps designed by Attila Aszodi

GRANDE AND PETITE SONNERIE MINUTE REPEATER

-世界初のグラン・ソヌリ＆プチ・ソヌリ・ミニッツ・リピーターであり、【フィリップ・デュフォー】を一躍独立時計製造の最前線に押し上げたタイムピース。【フィリップ・デュフォー】初の腕時計としてだけでなく、機械式腕時計の開発における歴史的第一号でもある。

-フィリップ・デュフォー自身が彼の最高傑作と位置づけており、2時位置のスライドでサイレントまたはストライク・モード、4時位置のスライドでグランド・ソヌリまたはプチ・ソヌリ・モードが選択できる。

-職人技による時計製作を推進する独立時計師グループ、Académie des Horlogers et Créatures Indépendants（AHCI）に所属するフランソワ＝ポール・ジュルヌは、2008年に時計師としてこれまでで最大の挑戦は何かと尋ねられ、「グラン・ソヌリ・ウォッチの製作はかなりの挑戦でした。私の場合、10件の特許と6年間の研究開発が必要でした」と語っている。F.P.ジュルヌのこの言葉は、フィリップ・デュフォーがその16年前に、グラン・ソヌリとプチ・ソヌリのミニッツ・リピーターを腕時計に収まるサイズに小型化するという、センセーショナルな偉業を成し遂げていたことを物語っている。

-文字盤はホワイトエナメル製で、ローマ数字、ブレゲ針、スモールセコンド、そしてフィリップ・デュフォーのサインのみが配されている。

PHILIPPE DUFOUR. AN EXCEEDINGLY FINE, HISTORICALLY IMPORTANT AND UNIQUE 18K YELLOW GOLD MINUTE REPEATING GRANDE AND PETITE SONNERIE STRIKING WRISTWATCH WITH ENAMEL DIAL
SIGNED PHILIPPE DUFOUR, GRANDE AND PETITE SONNERIE MINUTE REPEATER MODEL, NO. 1, COMPLETED IN 1992
Movement: Manual, bi-directional tandem winding, striking and repeating with two hammers on two gongs
Dial: White enamel
Case: 41 mm. diam., hinged back, selection slides for Hours & Quarters / Quarters Only and Strike / Silent in the band, co-axial minute repeating button in the crown
With: 18k gold buckle
Remark: Philippe Dufour’s first wristwatch and the first wristwatch ever made with a Grande & Petite Sonnerie minute repeating movement