Simplicity "Prototype 000"

-独立時計製造における最も重要な作品のひとつ、【フィリップ・デュフォー】『シンプリシティ』プロトタイプ000番。

-「グラン・ソヌリ＆プチ・ソヌリ」と「デュアリティ」という2つの極めて複雑な腕時計を製作した後、【フィリップ・デュフォー】は、手を抜かずに作られたシンプルな3針時計がそれだけで芸術品になり得ることを世界に証明しようとした。

-ゴールドまたはプラチナ製の34mmケースにホワイトラッカーまたはギョーシェ仕上げの文字盤を備えたモデルで、【フィリップ・デュフォー】はプロトタイプの『シンプリシティ』を3本発表し、そのうちの2本はギョーシェ文字盤のホワイトゴールド製であった（1本はフィリップ・デュフォーの私物で、もう1本は日本代理店であるシェルマン社の磯貝社長に贈られた）。そして最後の1本が、本ロットのピンクゴールドにホワイトラッカー文字盤のモデルである。

-3つのプロトタイプはジャイロマックス・テンプを搭載していたが、市販された生産品はスクリュー・レギュレーテッド・テンプを搭載。さらに、文字盤にはSwissとだけ記されていたが、生産品には文字盤メーカー名：Metalemも記されていた。

-スイスでの見本市の後、このピンクゴールドのプロトタイプ000番は、展示品としてシェルマン社に渡された。

-現オーナーが【フィリップ・デュフォー】本人の承認を得てシェルマン社の経営陣を説得、フィリップ・デュフォーが当時『シンプリシティ』のオーダーを受け付けていなかったため、彼に時計を販売するまで非売品の展示品のままであった。

-『シンプリシティ』が市場に登場することはほとんどないが、販売される予定がなかったオリジナル・プロトタイプのディスプレイピース（シリアルナンバー000）を所有し、市販ピースには使用されなかったジャイロマックス製テンプを搭載していることで、歴史的な出来事となった。

Manufacturer: Philippe Dufour
Year: Circa 2000
Movement No: 000
Model Name: Simplicity "Prototype 000"
Material: 18k pink gold
Calibre: Manual, cal. 11’”, 21 jewels
Bracelet/Strap: Leather
Clasp/Buckle: 18k pink gold Philippe Dufour pin buckle
Dimensions: 34mm Diameter
Signed: Case, dial movement and buckle signed
Accessories: Accompanied by Philippe Dufour fitted box, International Guarantee and Certificate of Origin dated November 2016 and outer packaging. Further accompanied by a copy of a letter by Yoshi Isogai. the Preseident of Shellman Co. Ltd. explaining the history of the watch.

Cosmograph "Cherry Logo"

-1960年代後半に発表された「Ref.6264」は、「Ref.6262」とともに、プッシュボタン式のクロノグラフプッシャーを採用した最後の『デイトナ』で、製造期間はわずか3年であった。1969年に発表された「Ref.6263」と「Ref.6265」では、ロレックスは防水性を高めるためにねじ込み式プッシャーを採用した。「Ref.6264」は、デイトナ・リファレンスの中でも最も希少なモデルのひとつ。

-オークション市場に登場したコスモグラフの中でも最も希少なモデルのひとつであるこのロットは、「チェリーロゴ」の文字盤を持ち、14Kイエローゴールド製ケースの「Ref.6264」で、数少ない既知の例のひとつである。

-6時位置のスモールセコンドの上に"Daytona "の文字が赤でプリントされていることで、通常ゴールドレターが採用されており、1970年代前半にはあまり見られなかった特徴となっている。【ロレックス】が赤い文字で "Daytona "と記すようになるのは1970年代後半以降のことであり、「Ref.6263」や「Ref.6265」のようなオイスタープッシャーモデルに採用されていた。

-コレクターの間で「チェリー・ロゴ」『デイトナ』と呼ばれる希少なタイムピースとなっている。

Manufacturer: Rolex
Year: Circa 1971
Reference No: 6264
Case No: 2'802'678
Model Name: Cosmograph "Cherry Logo"
Material: 14K yellow gold
Calibre: Manual, cal. 727, 17 jewels
Bracelet/Strap: Alligator Hermès strap
Clasp/Buckle: Gold plated Hermès buckle
Dimensions: 37.5mm Diameter
Signed: Case, dial and movement signed

-1993年から2011年頃まで製造された「Ref.5016」は、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンという、時計製造における最も代表的な3つの複雑機構が組み合わされている。さらにムーンフェイズとレトログラード式のデイト表示を搭載しているグランドコンプリケーションモデル。

-レトログラード パーペチュアルカレンダー機能は、【パテックフィリップ】の腕時計にはほとんど採用されておらず、月と閏年の周期に応じて、28日、29日、30日、31日の後に自動的に月初にジャンプバック（フライバック）する。

-黒文字盤にブレゲ数字のインデックス、ブレゲ針を組み合わせ、6時位置のムーンフェイズを配した「Ref.5016」は完璧なバランスとデザイン性を誇っている。

-506個の部品で構成されたムーブメント「Cal.RTO 27 PS」を搭載し、9時位置のスライドピースを操作すると、美しく繊細な音色を聞くことが出来る。

-イエローゴールド、ホワイトゴールド、ローズゴールド、そしてプラチナで作られたこのモデルは、シルバーまたはブラックの文字盤にムーブメント番号がムーンフェイズの下にプリントされており、かつての天文台クロノメーター懐中時計へのオマージュとなっている。

-2011年に製造が終了するまで、約200本が製造されたと言われている。


Manufacturer: Patek Philippe
Year: 2008
Reference No: 5016P
Movement No: 1'905'148
Case No: 4'446'367
Material: Platinum
Calibre: Manual, cal. RTO 27 PS-QR AIG. 1, 28 jewels, stamped with the Geneva Seal
Bracelet/Strap: Patek Philippe alligator strap
Clasp/Buckle: Platinum Patek Philippe pin buckle
Dimensions: 37mm Diameter
Signed: Case, dial, movement, buckle and strap signed
Accessories: Accompanied by Patek Philippe Certificat d'Origine stamped by New York retailer Wempe and dated May 19, 2008, COSC Certificate dated December 17, 2007, additional solid caseback, setting pin, leather folder with outer packaging, massive wooden presentation box and outer packaging.

Perpetual Calendar Chronograph

-20世紀を代表する時計として知られる『パーペチュアルカレンダークロノグラフ』「Ref.1518」の流れを汲む「Ref.2499」は、時代を超越した美意識と卓越した機械的能力を備えた【パテックフィリップ】のモデル。

-ムーンフェイズやスモールダイヤルの位置に至るまで、「Ref.1518」のデザインを忠実に再現した「Ref.2499」（1951-1987）、「Ref.3970」（1987-2004）、「Ref.5970」（2004-2011）、「Ref.5270」は、愛好家の間で求められている複雑腕時計の一つとなっている。

-6時位置に"ベイヤー"のサインが施されたこのロットは、文字盤に"ベイヤー"の名を冠した4本しかないサード・シリーズ「Ref.2499」のうちの一本。さらに、ケースバック内側の "Swiss "表示の下には、ベイヤーコード "216707+Z3 "が手作業で細かく刻まれている。

-「Ref.2499」は1951年から1985年の間に349本（プラス2本のポストプロダクションのプラチナピース）で製造され、35年の歴史の中で多くのマイナーチェンジを行なっている。パテック・フィリップは当初、有名なケースメーカーである"ヴィシェ社"を使ってケースを製造していたが、早い時期に"ウェンガー社"に製造を切り替えた。"ヴィシェ社"のケースは細長いラグと平らな裏蓋が特徴であったが、"ウェンガー社"のケースは美しいドーム型の裏蓋とコンパクトなラグが特徴であった。

-パテック・フィリップは文字盤デザインも進化させ、このモデルは以下の4つのシリーズに分類される。

・ ファースト・シリーズ：四角いクロノグラフプッシャーとタキメータースケールが特徴。
・ セカンド・シリーズ：初めてラウンド・クロノグラフ・プッシャーを採用。
・ サード・シリーズ（本ロット）：丸型クロノグラフ・プッシャー、タキメーター・スケールは取り除かれている。
・ フォース・シリーズ（または2499/100）：最後のシリーズでサファイアクリスタルが採用される。

-世界で最も重要なヴィンテージ・パテック・フィリップ・コレクションのひとつと言えるタイムピースとなっている。

Manufacturer: Patek Philippe
Year: 1967
Reference No: 2499
Movement No: 869'345
Case No: 2'637'694, Beyer number "216707+Z3" etched inside case back, last three digits "694" stamped inside top left lug and underneath bezel
Model Name: "Third Series - Beyer"
Material: 18K yellow gold
Calibre: Manual, cal. 13''', 23 jewels, stamped with the Geneva Seal
Bracelet/Strap: Patek Philippe alligator strap
Clasp/Buckle: 18K yellow gold Patek Philippe pin buckle
Dimensions: 37.5mm Diameter
Signed: Case, dial, movement and buckle signed by maker, dial further signed by retailer
Accessories: Accompanied by a copy of Patek Philippe Extract from the Archives confirming production of the present watch in 1967 and its subsequent sale on April 26, 1967.

Tourbillon "Rafael Nadal"

-2008年、「ラファエル・ナダル」と「リシャール・ミル」の出会いは長い友情の始まりとなり、このコラボレーションは【リシャール・ミル】の優れた腕時計の多くの開発に寄与、特に当時世界で最も軽いトゥールビヨン腕時計「Ref.RM027」の製作に繋がった。2013年には、「ラファエル・ナダル」との長期にわたる素晴らしい関係により、超軽量トゥールビヨン「Ref.RM27-01」が50本の限定生産で誕生した。

-ストラップを含めても19g以下、ムーブメントはわずか3.5gという驚異的な軽さを実現。「ラファエル・ナダル」は、この「Ref.RM27-01」をテニスシーズンに着用、トップレベルのテニスの試合で想定される最も激しい動きや衝撃にさらされた後も、影響を受けることはなかった。

-ムーブメントの地板とトゥールビヨン・キャリッジにはグレード5のチタンを、香箱受けと歯車にはアルミニウム・リチウム合金を使用し、極めて軽量な時計に仕上げている。ムーブメント全体は、厚さわずか0.35mmの4本のスチール製編組ケーブルで吊り下げられており、このケーブル・サスペンション・システムにより、「Ref.RM27-01」は最大5000Gの加速度に耐えることができる。

-ケースはカーボンナノチューブを注入したグレーのアンスラサイトポリマー製で、外部と内部の両方の衝撃を吸収するように特別に設計されたもので、最先端の素材を使用。モノブロック構造で不要な部品を排除し、ストラップは完全に一体化されている。

Manufacturer: Richard Mille
Year: 2013
Reference No: RM27-01
Movement No: 009
Case No: Caseback stamped with limited edition number 14/50
Model Name: RM27-01 Rafael Nadal
Material: Carbon Nanotube
Calibre: Manual, 19 jewels
Bracelet/Strap: Canvas
Clasp/Buckle: Richard Mille Titanium buckle
Dimensions: 38mm Width and 46mm Length
Signed: Case, movement and strap signed
Accessories: Accompanied by Richard Mille Guarantee (Copy) dated August 2013 and product literature.

Sonnerie Souverain

-【F.P.ジュルヌ】グラン＆プチ・ソヌリは、オークション市場で初めて、そして唯一、オリジナルのブラックダイヤルを持つ『ソヌリ・スヴラン』として知られている。

-グラン・ソヌリとプチ・ソヌリはもともと、【F.P.ジュルヌ】のシグネチャーであるグレー文字盤で製作されていたが、注文に応じて別の文字盤の色を選ぶことができた。

-グラン・ソヌリとは、毎正時、毎クォーターに自動的にチャイムを鳴らす時計のことで、プチ・ソヌリ・モードではクォーター表示のみとなる。

-6年の歳月と10件の特許を経て、『ソヌリ・スヴラン』は2006年に発表され2019年まで製造された。発表と同時にジュネーブ時計グランプリのエギュイユ・ドールを受賞し、各方面から賞賛を浴びた。

-【F.P.ジュルヌ】独特のスタイルで、時刻は左側のオフセットされた文字盤に表示され、12時位置にパワーリザーブ表示、文字盤上の開口部からリピーターゴングを見ることができる。ソヌリの選択は4時位置のボタン、文字盤下部に表示されます： G（グランド・ソヌリ）、S（サイレンス）、P（プチ・ソヌリ）。2時位置のボタンを押すとミニッツ・リピーターが作動する。

-誤った使用や設定による損傷を防ぐため、ゴングが作動している時はリューズをロックすることで時刻設定を制限、リューズが正しくねじ込まれていない時はチャイムを一時停止する。また、パワーリザーブが残り24時間を切った際にはソヌリ機構が作動しないように設計されている。この予防装置により、チャイムを完了させるのに十分な動力がない場合の潜在的な損害が制限される。

-408個の部品で構成されるムーブメントは、当時ジュルヌにとって初の試みであったスティール製ケースに収められている。

-【F.P.ジュルヌ】の工房から出荷されるのは毎年4本程度であるため、13年間製造され、成功を収めたこの時計は、わずか50本強しか製造されなかったことになる。

Manufacturer: F.P. Journe
Year: Circa 2015
Case No: Case engraved with the name of the original owner
Model Name: Sonnerie Souverain
Material: Stainless steel
Calibre: Manual, cal. 1505, 408 jewels
Bracelet/Strap: Stainless steel F.P. Journe bracelet measuring 220mm max.
Clasp/Buckle: Stainless steel F.P. Journe deployant clasp
Dimensions: 42mm Diameter
Signed: Case, dial, movement and buckle signed
Accessories: Accompanied by F.P. Journe fitted box, certificate, owner's manual, loupe, 2 additional F.P. Journe straps, F.P. Journe stainless steel pin buckle, F.P. Journe stainless steel deployant clasp, a set of specific spare parts, polishing cloth and outer packaging.

Anniversary Platinum N°1

-ルネサンス・ウォッチメーカーと呼ばれる【ジョージ・ダニエルズ】は、20世紀後半における独立系時計製造の創始者。

-【ジョージ・ダニエルズ】は、5歳の時に懐中時計に出会ったことから、時計師への道を歩み始め、その後の人生を懐中時計に捧げた。彼の時計製造のキャリアは、独学で学んだ時計修理の職人として始まり、第二次世界大戦後まもなく、ダニエルズは時計の修理と、余暇には自動車のレストアを行う自分の工房を立ち上げました。1960年、「セシル・サム・クラットン」氏との出会いが、ダニエルズ氏の人生の大きな転機となった。サムは、ジョージ同様、ヴィンテージカーの愛好家であると同時に、素晴らしいアンティークウォッチのコレクションを持ち、他の時計コレクターや研究機関と多くのコネクションを持つ人物でした。こうした人脈から、ダニエルズには過去の偉大なメーカーによる素晴らしい時計に触れる機会がもたらされていました。

-「アブラアン・ルイ・ブレゲ」を研究し、最も大きな影響を受けた人物として尊敬の念を抱いており、ブレゲに関する本「The Art of Breguet」も執筆。

-【ジョージ・ダニエルズ】は、コーアクシャル脱進機（ガンギ車歯先にかかる摩擦を最小限に抑える設計）の生みの親であり、1990年代半ばにオメガが実用化、1999年に『デ・ビル・コーアクシャル』の「Cal.2500」に採用され現在ではオメガのムーブメントの基幹機構となっている。

-愛好家やコレクターにとって、【ジョージ・ダニエルズ】の時計は時計収集の最高峰と言え、生涯で彼の手によって製作されたユニークな懐中時計はわずか24本、さらに完全にユニークなハンドメイドの腕時計は2本しかない。1998年に発表された『ミレニアム』は50本余り、2010年に発表された『アニバーサリー・ウォッチ』は47本余りとなっている。

-『アニバーサリー・ウォッチ』は、2010年の発表以来、イエローゴールド製35本、ホワイトゴールド製4本、ピンクゴールド製4本（完成予定）、そしてプラチナ製4本の計47本が製造された。

-オークション市場に登場したプラチナ製『アニバーサリー・ウォッチ』は史上2例目となっている。

Manufacturer: George Daniels
Year: 2013
Movement No: Movement engraved JC01
Model Name: Anniversary Platinum N°1
Material: Platinum
Calibre: Manual, co-axial escapement
Bracelet/Strap: Alligator
Clasp/Buckle: Platinum deployant buckle signed GD
Dimensions: 40mm Diameter
Signed: Case, dial, movement and buckle signed
Accessories: Accompanied by a fitted box, copy of a letter by George Daniels dated 17 Dec 2010 to the owner as well as a copy of a letter from Roger Smith confirming the specifications of the watch, product literature, leather wallet, key, setting pin and polishing cloth
Literature: George Daniels : A WatchMaker and His Art by Michael Clerizo

-20世紀を代表する時計として知られる『パーペチュアルカレンダークロノグラフ』「Ref.1518」の流れを汲む「Ref.2499」は、時代を超越した美意識と卓越した機械的能力を備えた【パテックフィリップ】のモデル。

-ムーンフェイズやスモールダイヤルの位置に至るまで、「Ref.1518」のデザインを忠実に再現した「Ref.2499」（1951-1987）、「Ref.3970」（1987-2004）、「Ref.5970」（2004-2011）、「Ref.5270」は、愛好家の間で求められている複雑腕時計の一つとなっている。

-「Ref.2499」のファーストシリーズはイエローゴールドとピンクゴールドで知られ、1950年代からわずか10年足らずしか製造されなかった。

-本ロットは、他のすべてのシリーズに見られる丸型ではなく角型のプッシャー、"ヴィシェ社"が製造した初期ケースを搭載したファースト・シリーズであるため、4つのシリーズの中で最も見分けがつきやすいだけでなく、最も希少価値が高い。

-「Ref.2499」は1951年から1985年の間に349本（プラス2本のポストプロダクションのプラチナピース）で製造され、35年の歴史の中で多くのマイナーチェンジを行なっている。パテック・フィリップは当初、有名なケースメーカーである"ヴィシェ社"を使ってケースを製造していたが、早い時期に"ウェンガー社"に製造を切り替えた。"ヴィシェ社"のケースは細長いラグと平らな裏蓋が特徴であったが、"ウェンガー社"のケースは美しいドーム型の裏蓋とコンパクトなラグが特徴であった。

-パテック・フィリップは文字盤デザインも進化させ、このモデルは以下の4つのシリーズに分類される。

・ ファースト・シリーズ：四角いクロノグラフプッシャーとタキメータースケールが特徴。
・ セカンド・シリーズ：初めてラウンド・クロノグラフ・プッシャーを採用。
・ サード・シリーズ（本ロット）：丸型クロノグラフ・プッシャー、タキメーター・スケールは取り除かれている。
・ フォース・シリーズ（または2499/100）：最後のシリーズでサファイアクリスタルが採用される。

-世界で最も重要なヴィンテージ・パテック・フィリップ・コレクションのひとつと言えるタイムピースとなっている。

Manufacturer: Patek Philippe
Year: 1951
Reference No: 2499
Movement No: 868'253
Case No: 665'017
Model Name: "First Series"
Material: 18K yellow gold
Calibre: Manual, cal. 13''', 23 jewels
Bracelet/Strap: Leather
Clasp/Buckle: 18K yellow gold Patek Philippe pin buckle
Dimensions: 36.2mm Diameter
Signed: Case, dial, movement and buckle signed
Accessories: Accompanied by Patek Philippe Extract from the Archives confirming production of the present watch in 1951 and its subsequent sale on January 14, 1956.

-初代『デイトジャスト』の発表から5年後、1950年のバーゼルワールドで発表された「Ref.6062」は、ノンオイスターの姉妹モデル「Ref.8171」と並んで、ムーンフェイズ付きの自動巻きトリプルカレンダーを備えた【ロレックス】初のユニークなモデルのひとつ。

-1950年に製造が開始され、1953年に生産が終了したため、350本ほどしか製造されなかったと言われている希少性モデルで、ステンレススティール、イエローゴールド、ピンクゴールドケースに、さまざまな文字盤のバリエーションがラインアップされていた。

-ゴールドのディスクにブルーのシャンルベ・エナメルをあしらった魅力的なムーンフェイズを備えている。

Manufacturer: Rolex
Year: Circa 1953
Reference No: 6062
Movement No: 00084 and N32721
Case No: 942'653
Material: Stainless steel
Calibre: Automatic, cal. 10 172’’’, 18 jewels
Bracelet/Strap: Leather
Clasp/Buckle: Stainless steel Rolex buckle
Dimensions: 36mm Diameter
Signed: Case, dial, movement and buckle signed

Nautilus Platinum "Jumbo"

-【パテックフィリップ】『ノーチラス』は、1976年に発表された「Ref.3700/1」からその歴史が始まった。

-船の舷窓に触発された八角形のベゼルを持ち、当時としては大きかった39mmのケースにより通称"ジャンボ"と呼ばれており、伝説の時計デザイナー「ジェラルド・ジェンタ」によって生み出された。

-ケースは2ピース構造になっており、120m防水と【ジャガー・ルクルト】ベースのムーブメント「Cal.28-255」を搭載、ケース厚わずか約7.5mmを実現している。

-1976年から1980年まで、【パテックフィリップ】のノーチラスケースは、ル・クレ・デュ・ロックルの「Favre-Perret SA」で製造されていた。

-6時位置にあるGübelin（スイスの老舗時計店）のサインによって、その魅力と希少性が増している。

-「Ref.3700」のプラチナ製ケースは、現在までに2例しか確認されておらず、この例は3例目となる。知られている例はすべてケース番号の桁数が数桁以内であり、それぞれ独自の文字盤とケース構成を持っていることから、プラチナ製の「Ref.3700」はすべてユニークピースであり、おそらく特別注文に応じて製造されたものであると考えられている。

Manufacturer: Patek Philippe
Year: 1978
Reference No: 3700/1
Movement No: 1'305'975
Case No: 552'216
Model Name: Nautilus Platinum "Jumbo"
Material: Platinum
Calibre: Automatic, cal. 28-255, 40 jewels
Bracelet/Strap: Platinum Patek Philippe bracelet, max length 170mm
Clasp/Buckle: Platinum Patek Philippe deployant clasp
Dimensions: 42mm Diameter
Signed: Case, dial, movement and bracelet signed
Accessories: Accompanied by Patek Philippe Extract from the Archives confirming production of the present timepiece in 1978 and its subsequent sale on February 21, 1983, further accompanied by Gübelin Extract from the Archives confirming retailer signature on the dial and date of sale by Gübelin on February 21, 1983.