Ref.5513に比べRef.5512は製造期間も短く、市場に出ている時計自体の数も少ない希少モデルです。1959年～1978年頃まで生産された、サブマリーナーで初めてリュウズガードが備えられたモデルでもあります。
■鑑定士からの一言
リュウズガードの先端が尖った形状の通称「PCG/ポインテッドクラウンガード」と呼ばれる初期ケースで、文字盤は艶があるミラーダイヤルでミニッツサークルと言われる初期MMダイヤルの２行表記になります。欠落はありますが6時のインデックス下に夜光がある通称「6ドット」もこの年代ならではの特徴です。年代相応のキズがございますが、ケース、ブレスとしっかりとしている印象に良い個体です。ダイヤルは経年によるキズ、夜光部分に若干の欠落箇所がございますが、艶感は十分に残っており、ヴィンテージモデルならではの良い雰囲気を醸し出しております。※ブレス調整はお預かりになる場合がございます。※針はトリチウム夜光になりますが後年に交換されております。フラッシュフィット：80　クラスプコード：65.1